デジタルカメラ便覧
2014/10:発行
2018/11:更新
2018/11:更新
目次
4/3サイズコンパクト
ここでは4/3サイズの撮像素子を搭載したコンパクトカメラをご紹介します。
とは言え、このカテゴリーのカメラはパナソニックの1台と、そのOEMであるライカの製品しかありません。
同じ4/3陣営であるオリンパスからも出せば良いと思うのですが、さすがにその余裕はないのかもしれません。
パナソニック
既にお伝えしました様に、4/3サイズコンパクトはパナソニックから1台だけ発売されており、それがルミックスLX100です。
アナログ操作を採用したDMC-LX100
ルミックスのLXシリーズは、従来は1/1.7型の撮像素子を搭載したどこにでもある様なコンパクトカメラだったのですが、次第に大きな撮像素子を搭載してきています。
16:9のワイドCCDと28-112mmのライカレンズを搭載したDMC-LX1
LX100になってから、4/3サイズ撮像素子を搭載し大幅にプレミアム性が高まりました。
LX100 M2 |
LX100 |
LEICA D-LUX (Typ109) |
モデル | 特徴 | ストロボ | 自撮り | Wi - Fi |
連写 (電子) |
シャッター 速度 (電子) |
ISO感度 (拡張) |
画素数 |
DMC-LX100 M2 2018/10 |
LX100の後継機。 外観は殆ど変わらないものの、画素数アップ、背面モニターの解像度アップとタッチパネルの採用、Bluetoothの新規搭載。 レンズ、モニター固定は変わらず、連写速度はダウン。 |
外部 | 不可 | 搭載 | 11 コマ/秒 (5.5 コマ/秒) |
1/4k ~ 60" T (1/16k) |
(100) 200 ~ 25.6K |
2177 万画素 (4:3で1700万画素) |
DMC-LX100 2014/11 |
4/3サイズの撮像素子と、ライカ製の明るいズームレンズ(24-75mm/F1.7-2.8)と電子ファインダーを搭載したプレミアムコンパクトモデル。 ただし異なる画像サイズでも同じ画角となるマルチアスペクトを実現するために有効撮像エリアは4/3サイズより小さくなる。 操作はアナログ指向で、4K30pによる動画撮影が可能。 |
外部 | 不可 | 搭載 | 11 コマ/秒 (40 コマ/秒) |
1/4k ~ 60" T (1/16k) |
(100) 200 ~ 25.6K |
1280 万画素 |
なおパナソニックでは、動画用として本機でも採用されているマルチアスペクト(同じ画角で3:2、4:3、16:9の画像が撮れる)機能を2005年のDMC-LX1から採用しているのですが、スチール写真では殆どメリットを感じられません。
なおLX100はライカにもOEM供給されており、画像処理エンジンが異なるので、別物とみるべきですが、ハード系はほぼ同じ物が使われています。
ライカのD-Lux(Typ109)
赤いLeicaのロゴに惹かれます。
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