(EOS RP vs α7 III)
EOS RPを使って気付いた事

2019/5/16: 発行


はじめに


長年SONYのα7シリーズを使い続けてきた本サイトですが、この度キヤノンのEOS RPを入手しました。


EOS RP ゴールドとブラック

それもある思惑が有って、オリンピック記念バージョンであるEOS RPのゴールドモデルです。

ご存知の通りEOS RPは入門クラスになるのですが、それをSONYの売れ筋ミラーレスであるα7 IIIと比較してみました。

   

価格帯からすればα7 IIIのライバルは間違いなくEOS Rなので、当然ながらEOS RPはα7 IIIより劣っている話が多いのですが、読み進むにつれてEOS RPの核心(凄さ)に迫っていきますので、是非最後までお付き合い頂ければと思います。


外観


さて、EOS RPを手にしたお決まりの第一声としては、軽いと言わなければいけないのでしょう。

ですが、装着したレンズがRF 24-105mm F4 Lのズームレンズのため、そんな事は全く感じません。


EOS RP Gold + RF 24-105mm F4 L

それよりむしろ、ボディー全体が一目でそれと分かるプラスチック製なのに少々幻滅しました。

もう少し塗装を工夫して、高級感を出せなかったのでしょうか。

今から40年以上前に発売されて爆発的にヒットしたキヤノンAE-1は、トップカバーがプラスチックだったのですが、形状と塗装が巧妙で誰しも金属製だと思ったものです。


性能の高さと価格の安さから一世を風靡したキヤノンAE-1

一方α7 IIIは背面以外は全て金属製ですので、高級感は明らかに上です。


背面以外金属外装のα7 III

EOS RPもフレーム自体はマグネシウム合金なのですが、電池室カバーの薄さから見ても、コストダウンと軽量化が最優先されたのが見て取れます。

強度的にはプラスチックで構わないのですが、左肩の目を引く場所に、上カバーと下カバーの継ぎ目があるのが何とも寂しい限りです。


左肩にあるプラスチックカバーの継ぎ目

色がシャンパンゴールドのせいもあるのでしょうが、どうしても安っぽさは否(いな)めません。


悪評の電源スイッチ


ネットでも評判の悪い電源スイッチですが、全くもってその通りです。

なぜこんな所にこんな形で鎮座しているのだろうと、思わずにはいられません。


EOS RPの電源スイッチ

左肩にあるのはEOS一眼レフの流れを汲んでいるのでしょうが、シャッターボタンの周囲にあって、片手で操作できるα7 IIIの方が格段に優れています。


α7 IIIの電源スイッチは片手で操作できる

円形のダイヤルで特に突起もないので、上面の指標(白線)を見ない限りON/OFFの区別も付きません。

それでいて高価な金属製のダイヤルを奢っており、そればかりか決して触れる事のないダイヤル全周に渡ってローレット加工が施されています。

勿論ローレット加工を部分的に行うのは不可能なのですが、ここまでお金を掛けて得た成果は悪評だけという何とも情けない状況です。

だったら意匠の似たサブ電子ダイヤルと部品を共有させればと思うのですが、これまた直径が異なっています。


電源スイッチとサブ電子ダイヤルは直径が異なる別部品

何なんでしょう、この使い難くい割りにお金を掛けた電源スイッチは。

そんな事を思っていたら、ふと別の事がひらめきました。

早速写真で比べてみると、思った通りです。


EOS RPとEOS Rの電源スイッチは同じだった

上の写真の様に、EOS RPの電源スイッチは、EOS Rと全く同じなのです。

という事は、本体内部のクリックの機構や、電気部品も殆ど共通と推測されます。

なるほど、これでこの高価な金属製ダイヤルをEOS RPに投入できた理由が分かりました。


新RFレンズマウント


外観を見て思わずオッと思った事があります。

それは、レンズ交換指標がマウントの真上に付いている事です。



昔からのキヤノンユーザーなら当然の事と思われるでしょうが、SONYやニコンのレンズ交換指標はマウントの斜め上部に付いています。



だから何だと言われるかもしれませんが、カメラを斜めに傾けて指標を探すより、より人間工学的に考えて適切ではないかと思いますがいかがでしょうか。

マウントついでに、この話もしておきましょう。

初代α7とα7Rが発売された際、レンズマウントの爪がプラスチックだったのと、マウントの周囲を押すとベコベコへこむと市場から指摘され話題になりました。


初代α7/α7Rのレンズマウントを押すとベコベコへこむ

これに関してのSONYの見解は、強度的には問題ないが、マウント周囲を強く押すと故障の原因になるので止めてほしい、との事でした。

強度的に問題ないのに強く押すなとはどういう事か、と突っ込みたくなりますが、廉価モデルであってもEOS RPのレンズマウントはガッチリしています。


無くなったアクセサリーシューカバー


外観を見渡していたら、もう一つ気が付いた事があります。

それは本機にはアクセサリーシューのカバーが無く、接続端子がむき出しになっている事です。

α7 IIIをはじめとして、他社のモデルには殆どカバーが付いています。

通常ならネガティブ評価かもしれませんが、どうせ直ぐに失くしてしまう物なので、本書としてはこのカバーが無いのはむしろポジティブ評価です。


キヤノンストロボのダストワイプ機構

キヤノンの純正ストロボには、コネクターの汚れを除去するダストワイプ機能を有していますので、その自信の表れなのかもしれません。

不要な物は削除すべき、との姿勢には共感を覚えます。


暗闇でも見える本体


先ほど”ある思惑が有って”ゴールドモデルを入手したとお伝えしましが、その理由はオリンピックに思い入れがある訳でも、キャンペーンのバッグが欲しかった訳でもありません。

その理由は、夜間撮影の場合、真っ黒の筐体ですとカメラのボタン類が全く見えないので、暗闇で少しでも識別できる様にと思いゴールドにしてみたのです。

ご存知かもしれませんが、特に暗闇でストロボをアクセサリーシューに挿入するのは、至難の業です。

という訳で、実際暗闇で黒いカメラと視認性を比較してみたのですが、その差は歴然です。

特に本機の場合、アクセサリーシューのガイド部が銀色のため、更にストロボ挿入が楽に行えます。

と思ったら、EOS RPの黒モデルもガイド部は銀色のままではありませんか。

調べてみると、ソニー、ニコン、オリンパス、ペンタックス、パナソニック等は全てガイド部も黒く塗られています。

もしキヤノンが、暗闇でストロボを装着し易くするために、アクセサリーシューのガイド部を銀色のままにしているとしたら、さすがキヤノンと言いたい所です。

ただしEOS RPゴールドモデルのモードダイヤルの文字が、光沢面に梨地加工(艶消し加工)のため、昼間でも斜めから見ると、読みにくいのが難点です。


感動のシャッターボタン


そして本機を入手してみて最も感動したのが、そのシャッターボタンです。

シャッターボタンの押し心地はバネのシャリシャリ感が伝わって決して素晴らしいものではないのですが、褒めたいのはその取り付け角度です。


EOS RP(左)とα7 III(右)ではシャッターボタンの押す角度が異なる

上の写真をご覧頂きます様に、α7 IIIのシャッターボタンは上から押すタイプなのに対して、EOS RPのそれは前から押すタイプなのです。

これは、EOSの一眼レフより更に切り立った角度ではないでしょうか。


EOS D5 Mark IVのシャッターボタンは斜め上から押す

恐らくこれについても、大多数の方がだから何、と思われる事でしょう。

中には水平方向だと押し難くい、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

実際、(α7シリーズのシャッターボタンに慣れた身で)初めて本機のファインダーを覗きながらシャッターボタンを押そうとしたら、恥ずかしながらシャッターボタンの位置を探してしまいました。

ですがこのボタンの向きは、α7 IIIと比べて大きなアドバンテージがあるのです。

その昔トプコン(東京光学)がシャッターボタンを本体の正面に設けたのですが、それは正に同じ理由からです。


本体正面に設けられたトプコンREスーパーのシャッターボタン

もったいぶってしまいましたが、これによってシャッターボタンを押した時に発生する手ブレの一つである回転ブレを抑えられるのです。

回転ブレとは、シャッターを押す事によってレンズを中心として回転方向に発生するブレの事で、夜景を手持ちで撮影する場合に良く起きます。

ですので、シャッターボタンの押す方向を光軸と同一方向にすれば、理論上この回転ブレは無くなるのです。

巷ではボディー内手ブレ補正が無い事を嘆く声が多く聞こえますが、これだけで回転ブレ(下図のRoll)をかなり抑えられるのは間違いないでしょう。


SONY α7 IIの5軸手ブレ補正の解説図

ついでに言えば、シフトブレ(上図のXとY)は0.1倍以上のマクロ撮影でしか効果を発揮しません。

ですので、敢てボディー内手ブレ補正がなくても、通常の撮影であれば角度ブレ(上図のYawとPitch)に対応したレンズ内手ブレ補正があれば十分なのです。

ボディー内手ブレ補正が無い事に対して、キヤノンは可能な限りの対応をしていたのです。

ついでに言わせて頂ければ、どうしてキヤノンは回転ブレを抑えるためにシャッターボタンの向きを見直したと、積極的にアピールしないのでしょうか?


電子先幕シャッター


続いてはそのシャッター音です。

カチョン、カチョンと可愛い音です。

その理由は、ご存知の通り電子先幕シャッターを採用しているためです。

フルサイズで電子先幕シャッターを採用したのは、恐らく本機が初めてでしょう。

そう聞くと、電子先幕シャッターは一般的なフォーカルプレーンシャッターより劣ると思われるかもしれませんが、シャッターのタイムラグを短くでき、先幕のシャッターショックを完全になくす事ができ、それでいて電子シャッターのローリング歪を抑えられるのです。

ただし欠点があって、高速シャッターで絞り開放のときボケ像欠けが起こるという事です。

これについては後ほど検証記事を載せるとして、この電子先幕シャッターを採用したのは大英断だと評価したいと思います。

恐らくキヤノンとしては、本機を価格破壊モデルと位置づけ、構想段階でそんなのは到底無理だと思われるような原価目標を設定したのでしょう。

その目標を達成するために、欠点のある電子先幕シャッターを採用できないか検討を続けてきたのでしょう。

そしてもしこのシャッターの採用が無ければ、間違いなくEOS RPのこの価格は実現しなかったのでしょう。


バッテリーが持たない


これも既に良く知られている事ですが、確かにバッテリーが持ちません。

電源を切っていてもファインダーが覗ける一眼レフと違って、ミラーレスは電源を入れない限りタダの箱ですので、それと比べてバッテリーが持たないの覚悟の上ですが、ミラーレス機の中でもバッテリーの持ちが悪いのトップクラスではないでしょうか。

身を入れて撮影すると、1時間(500枚)程度で空といった感じです。

これも当然ながら、コストの縛りからAPS-C用のバッテリーを使うしか無かったのでしょう。

ただバッテリーを交換するたびに、どれくらい撮ったか(頑張ったか)の目安になるのは、メリットかもしれません。


直ぐに見れない撮影画像


上記2点(先幕シャッターやバッテリー)については既に良く知られている話ですが、これはご存知ないのではないでしょうか。

それは、シャッターボタンを押した直後の画像が直ぐに見れない事です。

これはかなりビックリではないでしょうか?

あらゆるミラーレス機においては、シャッターボタンを押すと、一瞬暗くなった後撮った画像をファインダー(もしくはモニター)に表示してくれます。

さすがに画像処理を行うので、撮ってから表示されるまでの遅延時間がゼロとはなりませんが、殆どの場合、それが気にならない時間(恐らく0.3秒未満)に表示してくれます。

ところが本機の場合、シャッターボタンを押してから暫く(恐らく0.5秒ほど)ライブビュー(現在の画像)が表示されるのです。

それから一瞬ファインダーが真っ暗になり(恐らく0.1秒ほど)、その後ようやく撮った画像が表示されるのです。

こちらとしては撮った画像をすぐさま見たいと思っているのに、こんな必要もないライブビューを見せられたら興ざめです。

一体誰がこんな緩(ゆる)い仕様を許したのでしょう。

ただし、これもコストと消費電力の縛りで目をつぶるしかなかったとしたら、許そうという気になってします。

これ以外にも連写速度やらメモリーカードのデュアルスロットやら色々劣る所もありますが、結局は性能の差というよりコストの差なのでこれに絡む話はこれまでにしたいと思います。


バリアングル式モニター


次はEOS RPに採用されたバリアングル式モニターです。

本書の好みからすれば、α7 IIIが採用しているレンズの光軸と同じチルト式の方が良いのですが、これは上下にしか向きません。

一方EOS RPは、左右にも向き、さらに自撮りも可能です。

できればα99 IIの3軸チルトや、富士フィルムX-H1の3方向チルト、ペンタックスK-1のフレキシブルチルト、ルミックスS1の3軸チルトの様にしてほしいものの、やはりコストの厚い壁があります。

好みではありませんが、これも納得です。


AEブラケットが使い辛い


コスト以外の話として、α7 IIIより劣る所がいくつかあります。

α7 IIIをはじめとして、殆どの機種のAEブラケットはドライブモードの中にあります。

ところが本機のそれは、ドライブモードから完全に独立しているのです。



ですので、AEブラケットを連写で行うためには、AEブラケットの設定と連写の設定をそれぞれ別に行わなければならなりません。

そしてもっと手間なのは、それを解除するときです。

他社機であれば、ドライブモードを1枚撮影に変更すれば全て解除されるのに、本機は連続撮影とAEブラケットの両方を解除しなければならないのです。

こんなに面倒な事があるでしょうか?

そして、このAEブラケットにはもう一つ問題があります。

一般的なAEブラケットでしたら、Sモード(絞り優先モード)にして、更にISO感度を固定すれば、絞りを変えて露出の異なる撮影をしてくれます。

ところが本機ではなぜか、絞りが変わらずISO感度を変えて撮影する事があるのです。

色々調べた所、カスタムファンクションでセイフティーシフトがISOになっていると、絞りではなくISOを勝手に変更してしまうのです。



いやはや困ったものです。

と言う訳で、もし絞りを変えてAEブラケットを行ないたい場合は、セイフティーシフトを”しない”に設定しておく必要があります。

従来機との共通性も大事でしょうが、使い難いものまで引き継ぐ必要はありません。


意味不明の測光タイマー


更に操作面でどうしても理解できないものがあります。

それが測光タイマーです。


上の操作説明書にあります様に、一度シャッターボタンを半押しすると、何とその露出設定を4秒以上ホールドするというものです。

ではその解除方法は?と言うと、存在しないのです。

それを解除しようと、うっかりまたシャッターボタンを半押しすると、またまた新たに測光タイマーが働いて、露出設定が固定されてしまうのです。

元々のAEロックの目的とは、逆光時に被写体が暗くなるのを避けるため、先ず日陰となる部分にカメラを向けて、AEロックボタンを押してそのときの露出設定を固定します。

次に、AEロックボタンを押したまま、再度カメラを被写体に向けて撮影するものでした。

ですので、この中にタイマーが働かない0秒があって良い筈なのに、それが無いのです。

オマケにこのタイマーは、30分まで設定できる様になっています。

一体これは何なんでしょう。

呆れてしまう仕様です。

と思っていたら、別のメニュー(カスタムファンクションの露出)でこのタイマーを測光モード毎に解除できる事が分かりました。



ただしこれはAEロックする/しないの選択であって、タイマー無し(0秒)のAEロックができるものではありません。

また、評価測光であれば自動的に逆光を補正してくれますので、AEロックなど必要ない筈です。

これはどう考えても、奇妙な仕様ではないでしょうか?


好感触のタッチパネル


そうは言いながらも、α7 IIIより大幅に改善された部分もあります。

それはタッチパネルです。

α7 IIIもタッチパネルを搭載しているのですが、AFポイントの選択以外一体何ができるか皆目理解できない代物でした。

何しろ再生画像の送りや、ピンチ動作で画像の拡大すらできないのですから。

それに対して本機は、主要項目の設定から、AFポイントの選択までタッチ操作で可能ですので、スマホ世代であればマニュアル無しに操作できそうです。

これは本機が進んでいるというより、α7 IIIが相当遅れていると言った方が良いかもしれません。


人肌の色見


さて、いよいよ佳境に入ってきました。

今まで、肝心な事に触れずにきていました。

それはなぜ、本サイトはそれまで使い続けていたSONY(α7シリーズ)から、キヤノン(EOS RP)移行したかです。

その理由はたった一つです。

SONY機の人肌の色見にどうしても満足できなかったからです。

本件については後ほど別途記事にする予定ですが、やはりキヤノンの肌色は優秀です。


肌色が自然なキヤノン(EOS RP + RF24-105mm F4 L)

確かにフジフィルムが採用しているX-Trans CMOSにおけるフィルムシミュレーションも優秀なのですが、いかんせんAPS-Cサイズですし、中判カメラのGFX 50Sは余りにも高価です。


フィルムシミュレーションが秀逸なフジフィルムのX-T3

フルサイズでこの色を出せるEOSが、この価格で買える事はありがたい限りです。


made in Japan


さて、長々とお読み頂きましたが、いよいよ大取(おおとり)です。

これには本当に驚きました。

何と、EOS RPの原産地は日本なのです。

ここまでお読み頂ければ、このEOS RPは徹底的にコストに拘(こだ)って開発された事が良く分かって頂けたと思います。

故に原産国は当然中国だろうと固く信じていたのですが、定格銘版を見たらmade in Japanとあるではありませんか。

一昔前より中国の人件費は上がっているとは言え、日本よりまだまだ安いのは間違いありません。

にも拘わらず、日本製でありながらこの価格で作れたというのは、カメラの製造ラインも相当自動化しているのは間違いないでしょう。

恐らくSONYもニコンも廉価版のフルサイズミラーレスを今後投入すると思いますが、もし日本製でこの価格の製品を出すとしたら、あと数年は掛かるのは間違いありません。

SONYより遅れてきたキヤノンのフルサイズミラーレスですが、こと廉価版について言えば、ブッチギリの先行者と言えます。

そしてご存知の通り、ここにきて勃発した米中の貿易戦争です。

既にゴープロは中国からの撤退を決めた様ですが、それより数年前にEOS kiss Mをはじめとする廉価版を国内生産すると決めたキヤノンの先見の明に脱帽です。

中国製のα7 IIIは今後どうなるのでしょう?

25%の関税が掛かるのは、米国への輸出のみですが、最大の輸出国である米国での販売価格が上がるとなると他国での販売価格も影響を受けない筈がありません。

本機だけではなくEOS Rの安さも、これから目立ってくるかもしれません。


結論


さて結論です。

今までの話を星取表にすると以下の様になります。

○/× 内容
新RFレンズマウント
アクセサリーシューカバーが無い
ゴールドは暗闇でも見える
回転ブレを抑えるシャッターボタン
バリアングル式モニター
抜きに出た人肌の色見
made in Japan
外装が安っぽい
電源スイッチが使い辛い
電子先幕シャッター
バッテリーが持たない
直ぐに見れない撮影画像
AEブラケットが使い辛い
意味不明の測光タイマー

既にお伝えしております様に、EOS RPがα7 IIIに劣るのは当然なのですが、そうは言いながらも無駄を徹底的に排除して、更に日本製でありながらこの価格を実現したのは、かなり凄い事だと思われないでしょうか。

実際本機は、一部のAPS-C或いは4/3サイズのミラーレス一眼よりも安いのですから。

       
APS-C       4/3       Full       4/3       APS-C

それでいて、定評のあるキヤノンのレンズが使えて、更に実績のあるEOSの画質が手に入るのです。

人物を綺麗に撮りたいのでしたら、EOS RPお勧めです。




EOS RPを使って気付いた事





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