ボケ易い単焦点レンズのベスト15
(お勧めポートレート用レンズ)

2015/4: 初版
2017/2: 更新
2018/2: 更新


第1位:200mm F2.0

撮影距離:4.8m
恐らくこれが一番興味のある所でしょう。

市販レンズでボケが一番大きなレンズはどれか?

300mm F2.8か、200mm F2.0か、それとも135mm F1.8か、はたまた85mm F1.2か?

答えは前述のグラフを見て頂く様に、市販レンズにおけるボケ量トップは200mm F2.0です。


Canon EF 200mm F2L IS USM(2008/4~)
φ128mm×208mm 2.5kg 72万円

 
 AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II (2010/10~)
φ124mm×203.5mm 2.9kg 75万円

これは現在キヤノンとニコンから発売されていますが、1本70万円以上もする高価なレンズで、且つ重さが2.5kg以上もありますので、ポートレートに使うには財政的にも体力的にもかなりの気合いが必要です。


EF200mm F2L IS USM

AF-S NIKKOR 200mm f/2G ED VR II

ただしいずれも強力な手ブレ補正機能を有していますので、とにかく背景をぼかしたい方にはベストと言えるかもしれません。

おまけにMTFチャートを見ると、いずれも中心部のMTF値は10本/mmのチャートで100%近い値になっているのは驚異的です。


特にキヤノンのEFレンズは、周辺部まで90%以上を維持しているのは絶句です。

ただしモデルの上半身を撮るには、5mほど離れる必要がありますので、屋内で使うにはかなり難しい、というより無理だと思った方が良いかもしれません。

実際135mm程度の望遠レンズですら、屋内で使うと撮れる位置や角度が限定され、かなり苦労します。

なお右上にモデルの上半身を撮影するのに必要な距離を表示しておきます。




4. ボケ量が大きなレンズの第1位:200mm F2.
/ボケ易い単焦点レンズのベスト15





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