ボケ易い単焦点レンズのベスト15
(お勧めポートレート用レンズ)
2020/05: 発行
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第9位:50mm F1.0(APS-Cサイズ)
上半身撮影距離:1.8m
従来ボケ易い単焦点レンズのベスト10位の中には、フルサイズのレンズしかなかったのですが、とうとうAPS-Cサイスのレンズが入り込んできました。
それが、2020/9にフジフィルムが発売したXF50mmF1.0 R WRです。
FUJINON XF50mmF1.0 R WR(Ø87mm×103.5mm)
それも下のチャートにあります様に、フルサイズの180mm F2.8と並ぶ、堂々の第9位です。
50mm F1.4のボケ量を基準としたボケ量チャート(上段がフルサイズ/下段がフルサイズ未満)
従来は、下にご紹介する同じくフジフィルムのXF56mm F1.2がAPS-Cサイズ用としてはボケ量のトップ(第11.5位)だったですが、これですと上のチャートにあります様にボケ量がフルサイズの85mm F1.8より僅かに下回っていました。
ですので、ボケこそ命だと思っている写真ファンとしては、どうしても物足りなさがあったかもしれません。
ところが、これでしたらフルサイズの85mm F1.8以上にボケて、尚且つ画角はそれよりも広い75mm(フルサイズ換算)ですから、かなり使い勝ってが良いのではないでしょうか。
おまけに写真で見る限り、下にあるフルサイズのSONY FE 85mm F1.8(フィルター径58mm)と同程度の大きさに見えます。
フルサイズのSONY FE85mm F1.8(φ78mm x 82mm)
と思ったのですが、サイズはØ87mm×103.5mmとの事ですので、むしろ下のFE 85mm F1.4に近い大きさです。
フルサイズのSONY FE85mm F1.4 GM(φ90mm × 108mm)
さて、気になるそのお値段ですが、発売時の価格が18万円前後です。
となると、やはりフルサイズ機にして85mm F1.8(10万円以下)を買った方がお得な様な気もしないではありません。
14a. 第9位:50mm F1.0(APS-Cサイズ)
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