ボケ易い単焦点レンズのベスト15
(お勧めポートレート用レンズ)
第11.5位(番外編):56mm F1.2(APS-Cサイズ)
上半身撮影距離:2m
ここで割り込みです。”はじめに”でお伝えしておりましたフルサイズ対応以外のレンズが、ようやくここに入ります。
という訳で、番外編になりますが第11.5位はAPS-Cサイズ用の56mm F1.2です。
このレンズは以下の様にフジフィルムからしか発売されていないのですが、2本発売されていて1本はボケを滑らかにするアポダイゼーション(APD)フィルターを搭載しています。
なおこのレンズはAPS-Cサイズ用ですので、フルサイズの画角に直すと85mm相当なのですが、撮像素子が小さい事に伴ってボケ量は1.2絞り分劣る事になります。
各撮像素子間のボケ量の違い
すなわちボケ量で考えると、フルサイズの85mm F1.8(正確にはF1.9)のレンズ相当になってしまうという事です。
ですので、ボケに関して言えばフルサイズのカメラとレンズが断然優位と言えます。
なおこれ以外のフルサイズ以外のレンズのボケ量チャートを、参考で以下に添付しておきます。
これをご覧頂きますと、小サイズ撮像素子の限界を感じてしまいますが、使い方によってはボケを表現できますので、もし興味がありましたらこちらをご覧下さい。