α7Cの抱える4つの矛盾点
2020/11/12:発行
はじめに
2020/10/23、ソニーファン待望のα7Cが発売されました。
α7Cとキットレンズ( FE 28-60mm F4-5.6)
最大の売りは、フルサイズミラーレス一眼でありながら世界最小・最軽量(ただしボディー内手振れ補正搭載機の中で)である事でしょう。
とは言え、いざ購入しようかと値段を調べてみると、ボディーだけで何と20万円もしてしまいます。
となると、むしろこの下のクラスであるAPS-Cサイズのα6000シリーズや、これより上のα7シリーズの方が良いのではないかと、迷わないではいられません。
APS-Cサイズのα6400とキットレンズ(E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS)
そんなお悩みの貴方に、幣サイトのお勧めをお伝えしたいと思います。
なお、かなり辛口の記事になります事、事前にお断りしておきます。
結論
それでは先に幣サイトの結論をお伝えしましょう。
先ずα7Cを購入しても、当面キットレンズを使われるとしたらα6000シリーズにすべきです。
またα7Cを購入後明るい大口径レンズを使われるのでしたら、α7シリーズにすべきです。
そしてα7CでVlog撮影をされるのでしたら、迷わずVlogCAM ZV-1をお勧めします。
更にα7シリーズをサブ機として使う場合も、一言述べさせて頂ければと思います。
何故ならばこのα7Cには、四つの矛盾点が潜んでいるからです。
その矛盾点を、これからじっくりご説明させて頂きます。
比較
α7Cと他モデルとの差は概ねご存知だと思いますが、価格を含め一通りおさらいをしておきましょう。
α7 III |
α7C |
α6600 |
α6400 |
α6100 |
項目\機種 | α7 III | α7C | α6600 | α6400 | α6100 |
撮像素子 | フルサイズ | APS-Cサイズ | |||
画素数 | 2400万画素 | 2400万画素 | |||
常用ISO感度 | 100-51200 | 100-32000 | |||
シャッター速度 (電子) |
1/8000秒 (1/8000秒) |
1/4000秒 (1/8000秒) |
1/4000秒 (1/4000秒) |
||
連写 | 10コマ/秒 | 11コマ/秒 | |||
ボディー内手振れ補正 | 有り | 有り | 無し | ||
ファインダー | 236万ドット 0.78倍 |
236万ドット 0.6倍 |
236万ドット 0.7倍 |
144万ドット 1.1倍 |
|
モニター | チルト | バリアングル | 自撮り可チルト | ||
ストロボ | 無し | 無し | 無し | 内蔵 | |
動画 | 4K30P (24Pは6Kオーバーサンプリングだが4K30Pはクロップ) |
4K30P (24Pは6Kオーバーサンプリングだが4K30Pはクロップ) |
|||
動画トラッキングAF | 対応 | 対応 | 非対応 | ||
筐体 | 金属 | 金属 | プラスチック | ||
バッテリー | 大 | 大 | 小 | ||
メモリースロット | 2個 | 1個 | 1個 | ||
重さ | 650g | 509g | 503g | 403g | 396g |
価格(2021年) | 20万円 | 20万円 | 16万円 | 10万円 | 9万円 |
先ず同じフルサイズ機であるα7 IIIとの比較では、やはり小型軽量がα7Cの最大のメリットでしょう。
ただしシャッターやファインダー倍率、メモリースロット、ダイヤル/ボタン数等が劣っていながら、価格はかなり拮抗しています。
次にAPS-Cサイズの最上位機種であるα6600と比べると、両者の最大の違いはやはり撮像素子で、画素数が同じという事は、1画素の大きさが2.3倍異なりますので、画質も1段ほど良くなり、高感度特性も1段ほど高くなるのがα7Cの魅力と言えます。
しかしながら、これ以外は目立った違いは見当たりません。
強いて言えば、電子シャッターでα7Cは1/8000秒が使えますが、むしろメカシャッターで1/8000秒が無いのがα7Cの泣き所でしょう。
α7Cの矛盾点その1(ボケを表現できない)
そこまで分かって頂いた所で、次はα7Cが抱える矛盾点のその1をご紹介します。
ご存知の様に撮像素子が大きい事の利点は、画質が良くなる、感度が良くなる、ボケが表現し易くなるの3点だと言っても、大きな間違いではないでしょう。
ですが、感度が良くなるのは間違いないとして、画質の差は誰が見ても分かりません。
実際下にありますスマホとフルサイズ機で撮った写真ですら、一般的なモニターで見る限り、全くと言っても良いほど見分けがつきません。
iPhone XS(左)とSony α7III(右)で撮った写真
強いて言えば、右の写真の方が手前の草がボケているので、知っている方でしたらフルサイズ機で撮ったと分かる程度でしょう。
話は戻って、APS-Cサイズ機と比べれば確かにα7Cの方がダイナミックレンジも1段ほど広くなるので、RAWファイルの現像で有利になるものの、適正露出で撮っている限り(現像で露出を変える必要が無いので)そのメリットを享受する事は殆どありません。
そんな訳で、フルサイズ機とAPS-Cサイズ機の違いは、実際のところISO感度とボケしかないのです。
ISO感度については、α7Cの最大常用ISO感度が51200でα6000シリーズが32000ですので、α7Cの方が2/3段有利になります。
と言っても、シャッタースピードに換算すると1/60秒を1/90秒にできるという程度の話ですので、大きな差とも言えません。
またボケについても、同じ画角で同じ絞り値ならば、という条件においてα7Cが有利になります。
持って回った言い方をしてしまいましたが、具体的にはこうなります。
例えば、α7Cに50mm F5.6のレンズを付けた場合と、α6600に同じ画角の33mm F5.6のレンズを付けて同じ被写体を撮ったとすると、α7Cの方が1.2段背景をボカした写真が撮れます。
ところが、α7Cに50mm F5.6のレンズを付けて、α6600に同じ画角で1.2段明るい33mm F3.7のレンズを付ければ、背景のボケを含めて全く同じ写真が撮れてしまうのです。(詳細はこちら)
何が言いたいかと言えば、折角ボケを表現し易いフルサイズのカメラを買っても、暗いレンズを使っている限り、APS-Cサイズのカメラと似た様な写真しか撮れないという事です。
ですので恐らくソニーとしても、このキットレンズの仕様についてはかなり悩んだのはないでしょうか。
ボディーと同様にレンズも小さくしなければならない、かと言って余りに暗いレンズだと、フルサイズ機を買った意味が無くなってしまう。
となると、最低限従来のα7シリーズ用のキットレンズであるFE 28-70mm F3.5-5.6 OSS並みの開放値を維持しよう。
α7 IIIとα7Cのキットレンズ装着時の比較
とは言え、全く同じ仕様では限界があるので、レンズ内手振れ補正を削除し望遠側の焦点距離を10mm短くしよう。
といった経緯で、28-60mm F4-5.6の仕様が決まったのではないでしょうか。
そんな訳で、小型軽量化を押し進めたα7Cは、レンズも小型化しなければいけない宿命を背負うが故に、フルサイズ機としてのメリットであるボケを抑え込まなければならないという矛盾を抱え込む事になってしまったのです。
ですので、もしα7Cを購入してもキットレンズしか当分使わないのであれば、何もフルサイズにこだわらずに、APS-Cサイズのα6000シリーズを選ぶ方が賢明ではないではないか、というのが幣サイトの考えです。
ここで少々脱線です。
ご存知の様にキヤノンにも小型軽量のミラーレス一眼であるEOS RPが存在します。
実はα7Cより軽いEOS RPのゴールドとブラック
α7Cはどちらかと言えば中上級者向けなのに対して、EOS RPは初心者向けといった違いがありますので、性能的にも値段的にも明らかにα7Cの方が格上です。
ところが下にあります様に、広告写真は後発のソニーが真似をしたのではないかと思うほど、どちらも非常に似通(にかよ)っています。
EOS RPの広告写真
α7Cの広告写真
それはともかくとして、この2枚の写真において一点大きな違いがあるのにお気付きでしょうか?
α7Cについているレンズは、当然ながら先ほどからお伝えしておりますキットレンズのFE 28-60mm F4-5.6なのですが、EOS RPに付いているレンズは同じくキットレンズながら単焦点のRF35mm F1.8 MACRO IS STM なのです。
現在はEOS RPにも、最近発売された標準ズームレンズのRF24-105mm F4-7.1 IS STMがキットレンズとして追加されたのですが、当初はこの35mmの単焦点レンズのみがキットレンズでした。
だから何だと言われそうですが、このキットレンズの違いから両機に対する両社の思想の違いを見て取れるのです。
ソニーについては既にご説明した通りですので、ではなぜキヤノンが35mm F1.8の単焦点レンズを選択したのかについて考えてみます。
恐らく35mmと聞かれれば、誰しも取り敢えず何でも撮れる安価な万能レンズで、暗い標準ズームレンズ同様ボケは然程(さほど)期待できないと思われるかもしれません。
ところがどっこい。
下の写真にあります様にF1.8ともなると、結構ボケを表現できるのです。
35mm F1.8でも十分ボケを表現できる
実際キヤノンのRF35mm F1.8 MACRO IS STMの広告にも、以下の様に謳(うた)われています。
初心者向けの小型軽量廉価モデルとは言え、このレンズをEOS RPの最初のキットレンズに設定した所に、フルサイズ機においてボケを重要視するキヤノンの姿勢が伺えると思うのですが、いかがでしょうか。
ご存知の様にキヤノンにも小型軽量のミラーレス一眼であるEOS RPが存在します。
実はα7Cより軽いEOS RPのゴールドとブラック
α7Cはどちらかと言えば中上級者向けなのに対して、EOS RPは初心者向けといった違いがありますので、性能的にも値段的にも明らかにα7Cの方が格上です。
ところが下にあります様に、広告写真は後発のソニーが真似をしたのではないかと思うほど、どちらも非常に似通(にかよ)っています。
EOS RPの広告写真
α7Cの広告写真
それはともかくとして、この2枚の写真において一点大きな違いがあるのにお気付きでしょうか?
α7Cについているレンズは、当然ながら先ほどからお伝えしておりますキットレンズのFE 28-60mm F4-5.6なのですが、EOS RPに付いているレンズは同じくキットレンズながら単焦点のRF35mm F1.8 MACRO IS STM なのです。
EOS RP レンズキット |
RF35mm F1.8 MACRO IS STM |
RF24-105mm F4-7.1 IS STM |
現在はEOS RPにも、最近発売された標準ズームレンズのRF24-105mm F4-7.1 IS STMがキットレンズとして追加されたのですが、当初はこの35mmの単焦点レンズのみがキットレンズでした。
だから何だと言われそうですが、このキットレンズの違いから両機に対する両社の思想の違いを見て取れるのです。
ソニーについては既にご説明した通りですので、ではなぜキヤノンが35mm F1.8の単焦点レンズを選択したのかについて考えてみます。
恐らく35mmと聞かれれば、誰しも取り敢えず何でも撮れる安価な万能レンズで、暗い標準ズームレンズ同様ボケは然程(さほど)期待できないと思われるかもしれません。
ところがどっこい。
下の写真にあります様にF1.8ともなると、結構ボケを表現できるのです。
35mm F1.8でも十分ボケを表現できる
実際キヤノンのRF35mm F1.8 MACRO IS STMの広告にも、以下の様に謳(うた)われています。
初心者向けの小型軽量廉価モデルとは言え、このレンズをEOS RPの最初のキットレンズに設定した所に、フルサイズ機においてボケを重要視するキヤノンの姿勢が伺えると思うのですが、いかがでしょうか。
ちなみにα6000シリーズのキットレンズであるE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSは、フルサイズ換算で24-75mmとかなり使い勝手の良い焦点距離をカバーし、さらには動画でも重宝するパワーズームとレンズ内手振れ補正も搭載する優れものです。
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS (116g) α6000のキットレンズ |
FE 28-60mm F4-5.6 (167g) α7Cのキットレンズ |
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS (295g) α7 IIIのキットレンズ |
それでいて値段も相当こなれていますし、重さもたったの116gしかありません。
更に、本体を含めれば(お伝えした様に)画質はフルサイズと殆ど変わらず、ISO感度の違いもたった2/3段で、またボケ量もフルサイズのキットレンズと比べれば1段ほどしか違いはないのです。
だったら誰がどう考えても、α6000シリーズでしょう。
α7Cの矛盾点その2(ボケを重視すると重くなる)
続いて矛盾点のその2です。
先ほど、α7Cのキットレンズを使い続けるのであれば、APS-Cサイズのカメラを買う方が合理的だとお伝えしました。
かと言って、今後明るいレンズを買うのであっても、やはりα7Cをお勧めする事はできません。
なぜならば、明るいレンズは当然大きくて重たくなりますので、明るいレンズをα7Cに装着した瞬間、世界最小最軽量の話はどこかに吹っ飛んでしまい、小型軽量が故にむしろ使い辛くなってしまうのです。
明るい単焦点レンズ(写真はFE 85mm F1.4 GM)はデカくて重い
実際明るくて重い大三元のズームレンズや、明るい単焦点レンズをα7Cに装着しようと思う方は殆どいらっしゃらないでしょう。
だったら、α7Cより多少大きく重くなるものの、使い易くて性能が上で、価格もほぼ同じα7 IIIを購入した方が余程賢明ではないでしょうか?
すなわちα7Cにおいてフルサイズの大きな利点であるボケの効果を最大限味わうためには、当然ながら大きなレンズを使う必要があり、その大きなレンズを装着すると小型軽量が故にむしろ使いづらくなるという、第2の矛盾を抱えているのです。
更にそれだけではありません。
α7Cのメカシャッターは、キヤノンのEOS RPやEOS Kiss Mと同じ様に電子先幕シャッターを採用しているのです。
ご存知ないかもしれませんが、電子先幕シャッターの場合、明るいレンズを使って高速でシャッターを切ると、画像のボケ欠けが発生するのです。(詳細はこちら)
これからすると、(EOS RPと同様)ソニー自身もα7Cにおいて明るい単焦点レンズを使う事を端(はな)から想定していない感じです。
ついでに言うと、α7Cのマウント固定ネジは4本と少ないので、この点からも大きくて重いレンズの装着は想定していないと言えます。
α7シリーズのマウント固定ネジは6本だがα7Cは4本
初代α7シーズのマウント爪がモールド製だったり、マウントの横を押すとベコベコへこんだ事を、フト思い出してしまいます。
ちなみにEOS Rシリーズは、EOS RPを含めて全機種5本のネジで止められています。
EOS R5もEOS RPもマウント固定ネジは5本
推測ですが、キヤノンは以前EOS Rのフランジバックを20mmと決めたのは剛性を確保するためと述べていましたので、もしかしたら今の所全機種同じくらいのレンズ取り付け部の強度を確保しているかもしれません。
何しろEOS RPの発売時には、あの重さ1.4kgもあるRF28-70mm F2 L USMは既に存在していたのですから、これを装着した振り回し試験は何度も行われた事でしょう。
α7Cの矛盾点その3(Vlogに向かない)
そして3番目の矛盾点がVlogです。
何方もα7Cは小型軽量なので、Vlog(自撮りの日記動画)に最適だと思われる事でしょう。
ですが、Vlogに必要なものは何でしょうか?
先ずはワイドな画角と、自分にしっかりピントが合う被写界深度と、片手で撮れる操作性と軽さでしょう。
そうなると、むしろフルサイズより小さな撮像素子が断然有利なるのです。
なぜならば、同じ絞り値でも被写界深度が深くなりますし、その分暗い所でもピントが合い易くなり、さらに軽くなる分疲れを軽減しブレも防げます。
すなわちVlog撮影においては、本体が多少軽くなった所でフルサイズ機は全く向いていないのです。
だったらAPS-Cサイズのα6000シリーズより、下にあります更に軽くて被写界深度を深くできる1インチサイズの撮像素子を搭載したソニーのVlogCAM ZV-1の方が断然お勧めになります。
ソニーのVlogCAM ZV-1の宣伝コピー
この事は当然ながらソニーも十分認識していて、少なくともα7CがVlogに向いているとは、一言も述べていないのがせめても救いです。
α7Cの矛盾点その4(α6000系のレンズ付きより高い)
ここまでダメ押しを繰り返しますと、ならば一体どんな方にα7Cが向いているのかと思われる事でしょう。
そう考えてみると、α7Cは既にα7シリーズ(もしくはα9シリーズ)をお持ちの方で、気楽に持ち運べる散歩用カメラ、もしくはサブ用のカメラに最適かもしれません。
この場合、既にレンズを所有されていますので、本体のみ購入すれば済みます。
ここでもしAPS-Cサイズのα6000シリーズを選んだとなると、手持ちのレンズは使用できるものの、クロップされるので、フルサイズと同じ画角では撮れません。
ですので、必然的にフルサイズのα7Cの一択になります。
と言いたい所ですが、ここにも矛盾があるのです。
既にお伝えしました様に、α7C単体の価格は約20万円です。
ところがα6600にAPS-Cサイズ用のレンズを付けた場合でも、それ以下の値段で買えてしまうのです。
α7C |
α6600 + 高倍率ズームレンズ |
α6600 |
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS |
α7Cの本体だけで、α6600とレンズ2本が購入できる
となれば、より小型軽量になるので、愛用しているフルサイズのレンズと同じ種類のAPS-Cサイズ専用レンズを購入する事も可能なのです。
どちらにするかは人それぞれなのですが、仮にα6000シリーズにフルサイズ用のレンズを使った場合でも、画像がクロップされる事から広角では不利なのですが、望遠では逆に有利になります。
そんな訳で、小型軽量のサブ用カメラとして考えた場合でも、α7Cの価格が少々お高いのでα6000シリーズのレンズ付きとバッティングするという矛盾もはらんでいるのです。
まとめ
いかがでしょうか。
これでかなりα7Cの購入意欲は、薄れてきたのではないでしょうか?
少々キツイ言い方かもしれませんが、どう考えてもα7Cの商品企画は間違えたとしか思えません。
まとめを兼ねて言わせて頂ければ、以下の通りです。
①α7Cにキットレンズを付けて撮っている限り、フルサイズ機のメリットであるボケを楽しむ事はできない。(ボケが不要ならば、α6000シリーズを選ぶべき)
②かと言ってα7Cに明るい大口径レンズを装着すると、その小型軽量がアダになってむしろ使い難くなる(ボケを楽しみたいのならば、α7シリーズを選ぶべき)
③もしVlogに使うのであれば、小サイズ撮像素子の方が明らかに有利である。(故にVlogCAM ZV-1が一押し)
④既にα7シリーズ所有者のサブカメラとして使用する場合でも、値段の観点からα6000シリーズのレンズ付きとバッティングしてしまう。
ソニー関係者やソニーファンの方々には大変申し訳ない内容になりましたが、お許し頂けますでしょうか。
いずれにしろ、α7Cの価値を評価するのは市場ですので、数年後に後継機であるα7C IIが発売された暁には、潔く幣サイトの間違いを認めると共に、間違いの原因を探る懺悔記事を書きたいと思います。
α7Cの抱える4つの矛盾点