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Photo Cafeteriaにようこそ。
写真やカメラに関するコンシューマレポート、テクニカルレポートは各種ありますが、ここでは余り知られていない耳寄りな情報を、小学生にも分かる様に平易にお伝えしたいと思います。
徐々に更新していきますので、もし宜しければ珈琲でも飲みながらお楽しみ下さい。
2020年2Qの新着情報
フルサイズとマイクロ4/3の画質の差
2020/06/30(火)
便利な世の中になったものです。先日こちらの記事で、フルサイズのISO感度を400にしたら、マイクロ4/3と同じくらいの画質になるとお伝えしておりましたが、またまたYouTubeを見ていましたら、それを裏付ける様な動画を見つけてしまいました。
動画の中での結論では、高感度ノイズは1.5段から2段分フルサイズが上との事で、下のチャートにあります幣記事の1.7段(3.2倍)との計算結果にほぼ合致します。
2400万画素のフルサイズと2000万画素のマイクロ4/3の受光量の差は1.7段
次に同じ被写界深度で撮った場合の画質については、フルサイズもマイクロ4/3も似た様なものだという事です。
一方幣記事においては、0.3段マイクロ4/3が優れているとしており、妥当な所ではないでしょうか。
被写界深度を同じにした場合は、マイクロ4/3が0.3段画質が優れている
なお、もしまだ幣記事をお読みでなければ是非こちらへ。
オリンパス、赤字のカメラ事業を売却
2020/06/25(木)
ついにその日が来た、と言うべきなのでしょうか。
日本の老舗光学機器メーカーの一角であるオリンパス光学工業が、ついにカメラ事業から撤退するそうです。
カメラファンとしては寂しい限りなのですが、下のチャートを見れば潔く納得するしかありません。
何しろカメラの販売台数は、ピークだった2010年から87%もダウンしているのですから。
その87%の大部分はスマホと直接競合するコンデジだとは言え、上のチャートを見る限りレンズ交換式カメラの市場もこの先縮小傾向にあるのは間違いなさそうです。
ですが、もしそうだとすると、奇妙な事に気付かれませんでしょうか。
この先市場が拡大する可能性は殆ど無いにも関わらず、何故光学機器メーカーはペースを落とさず新製品をリリースするのでしょう?
当然ながら光学機器メーカーは、この事態を我々以上に深刻に受け止めている筈ですので、むしろ市場の縮小に伴って開発費を抑えそうなものです。
確かに縮小するパイの中で生き残りを掛けた壮絶な戦いを繰り広げているのかもしれないのですが、もしかしたらこれは動画市場の拡大を見越した動きではないでしょうか。
実際ソニーは2014年にα7Sでフルサイズ初の4K動画機能を取り込み、キヤノンは2016年のEOS-1DX Mark II以降大幅に動画機能を強化し、パナソニックは2019年に突如フルサイズに参入してLumix S1Hで6K動画に対応しました。
またつい先日、フジフィルムもAPS-Cサイズながら動画を強く意識したX-T4をリリースし、キヤノンの次期EOS R5においては、何と8K動画に対応する勢いです。
果たしてこの読みは当たっているのでしょうか?
失敗しないカメラ設定とは
2020/06/19(金)
またまた面白い動画を見つけました。それによると、ピンボケや被写体ブレを防ぐために、プロのカメラマンでも絞りをF8にしたり、ISO感度をISO1600まで上げるのはごくごく普通との事です。
そうなると、幣記事でお伝えしました様に高価なプロ用カメラがコンデジ並みの画質になるのは既にお伝えした通りです。
最近は動画紹介サイトになっております幣サイトですが、これも次に予定しております”スマホとカメラのお勧めの組み合わせはどれか”の布石だと思って、お許し願います。
画質と解像度とボケの違い
2020/06/18(木)
面白い動画を見つけました。本サイトを覗いて頂いている方でしたら、画質と解像度とボケは全て異なるもので、その違いは既に良くご存知の事でしょう。
また画質と解像度はお互い密接に関わっているものの、ボケはそれらと全くリンクしていない事も。
もしその違いに興味があればこちらへ。
スマホとカメラの画質の差
2020/06/14(日)
読者の方よりお便りを頂きました。スマホとカメラのお勧めの組み合わせはどれか、というご質問です。
iPhone XS vs Sony α7III
お気付きかもしれませんが、幣サイトでは昨今のカメラの販売台数減少から、ついついスマホVSカメラの対決構図で両者を見ていたのですが、スマホとカメラの共存というのは非常に新鮮な響きです。
確かにカメラが(生産財ではなく)個人向け商品として生き延びるには、それしかないかもしれません。
そんな思い出で書き始めてみたものの、スマホとカメラの画質の差について書いてみたら、毎度の事ながらそれだけで長文になってしまいました。
そんな訳で後編は後ほどとして、先ずは前編をアップする事にしました。
巷では全く知られていない、かなり衝撃的な内容が含まれると思いますので、もし興味があればこちらへ。
クロップしたらボケの大きさはどうなるのか
2020/06/14(日)
先日アップしました”トリミングやクロップした場合の画角と焦点距離と被写界深度の求め方”から、クロップした場合のボケの部分だけ抜き出してみました。
FE 85mm F1.4 GM 絞り開放撮影 APS-Cクロップ(130mm相当/絞りは?)
内容は殆ど同じなのですが、割愛していた計算式の求め方も記載しておきましたので、もし興味があればこちらへ。
フジフィルムXF50mm F1.0のボケ量はどれくらいか
2020/05/27(水)
既にご存知かもしれませんが、フジフィルムがインドでの記者会見でXF50mm F1.0(フルサイズ換算で75mm)のレンズをお披露目したそうです。
となると、本レンズのボケ量はどれくらいか知りたい所でしょう。
XF50mm F1.0のボケ量はどの辺りに位置するのか?
そんな訳で、早速当該レンズのボケ量を計算してみましたので、もし興味があればこちらへ。
EOS R5は6月に発表される
2020/05/25(月)
先ほどアップされたCanon Rumorsの情報によれば、いよいよ6月にEOS R5(もしかしたらEOS R6や新レンズのいくつか)が発表されるそうです。
間もなく登場するEOS R5
6月と言えば、もう来週ではありませんか。
EOS R5
EOS R5については、既に仕様の大半が公開されていますが、本サイトの関心事は以下の3点です。
①8K動画は、国際標準のITU規格なのか、それともハリウッド系のDCI規格なのか?
これによって4000万画素か、それとも4500万画素か、そして完全に動画志向のモデルなのかどうかがはっきりします。
②4Kの120fpsで、AFサーボは効くのか?
もしこれでAFサーボが効くのなら、まさに化け物です。
③価格は70万円を超えるのか?
超えると思っているのですが、どうなのでしょう?
関連記事:EOS R5の懸念点はただ一つ
EOS R6
またEOS R6については、はたしてチルト式背面モニターが搭載されるかどうかが、本サイト最大の関心事です。
これがもしまたバリアングルならば、スチール写真ファンの多くがEOS Rから離れていくかもしれません。
関連記事:待望の低画素高性能機EOS R6
RFレンズ
そしてRFレンズに関して言えば、一時話題になった135mm F1.4レンズが発表されるかどうかです。
もし発表されたら、これが白レンズになるのかどうかも興味の的です。
関連記事:第0位:135mm F1.4/ボケ易い単焦点レンズのベスト15
俄然コロナ明けの6月が、楽しみになってきました。
トリミングやクロップした場合の
画角と焦点距離と被写界深度の求め方
画角と焦点距離と被写界深度の求め方
2020/05/24(日)
読者の方よりお便りを頂きました。
写真をトリミングすると、望遠レンズで撮ったのと同じ様になるが、その場合の絞り値と被写界深度はどうなるのか、とのご質問です。
普通に考えると、(トリミングするとボケも拡大されるので)元の写真を撮ったレンズの絞り値と同じだろうと思ってしまいますが、本当にそうなのでしょうか?
ここまで開示して良いものだろうか、というほど耳寄りの㊙情報がタップリ入っていますので、もし宜しければこちらへ。
EOS R5の撮像素子は4000万画素だった
2020/05/17(日)
画素数が未発表のEOS R5ですが、計算すれば簡単に求められるのに、今頃になって気付きました。
EOS R5の画素数は計算で簡単に求められる
もし興味がありましたらこちらへ。
shallow depth of field in movie
2020/05/16(土)
以前幣記事におきまして、初期に発売されたRFレンズに大口径レンズが多いのは、一眼レフのEOSユーザーを惹きつけるためと、早期に問題を顕在化させるためではないかと述べました。
RF28-70mm F2 |
RF85mm F1.2 |
RF85mm F1.2 DS |
RF50mm F1.2 |
その可能性はゼロではないとしても、EOS R5の記事を更新していて、更に別な理由に気付きました。
間もなく登場するEOS R5
それは何か?
もし興味がありましたら、こちらへ。
F1.4とF1.8の明るさの違い
2020/05/10(日)
大変申し訳ございません。
以前、”第0位:135mm F1.4/ボケ易い単焦点レンズのベスト15”なる記事を書いたのですが、その際F1.4とF1.8の明るさの差は1/2段と記述していました。
ところが別件で計算してみたら、下の図にあります様にF1.4とF1.8の明るさの差は2/3段だという事に、今頃になって気が付きました。
予想よりも135mm F1.4のボケが大きかったのは、どうやらこの僅かな差が効いていた模様です。
また稀にF1.7という標準レンズがありますが、これこそF1.4と明るさが1/2段異なるのです。
今さらですが、もし当該記事に興味がありましたらこちらへ。
待望の低画素高性能機EOS R6
フルサイズ機が高性能の大いなる誤解
2020/05/03(日)
先日、”フルサイズ機が高性能の大いなる誤解”なる記事を書いたのですが、その余勢を駆って今度は”フルサイズ機が高性能の大いなる誤解”なる記事を書いてみました。
もし興味がありましたら、こちらへ。
チルトとバリアングルのどちらが優勢なのか
2020/04/29(水)
前回、ユニークな背面モニターの記事をアップしましたが、これに関連して市場ではチルト式とバリアングルのどちらの背面モニターは主流なのか調べてみました。
フルサイズ機では珍しいEOS Rのバリアングルモニター
もし興味がありましたらこちらへ。
背面モニターの可変方式の種類とその特徴
2020/04/24(金)
先日、EOS Rのバリアングルモニターにどうしても慣れないとの話をさせて頂きましたが、それに関連して背面モニターの可変方式にはどんな種類があって、どんな特徴があるのか調べてみました。
レンズの光軸を中心に上下左右斜めにも向くPentax K-1 IIの背面モニター
もし興味がありましたらこちらへ。
EOS R5の懸念点はただ一つ
2020/04/21(火)
既にご存知かもしれませんが、本日キヤノンからEOS R5に関して第3段の仕様公開が行われました。
この開示された仕様を読んでいて、何故8K動画をシネマEOSではなく、EOS R5に搭載したのか分かった様な気がします。
もし興味がありましたらこちらへ。
フルサイズ機が高画質の大いなる誤解(比較写真追加)
2020/04/13(日)
先日、”フルサイズ機が高画質の大いなる誤解”なる記事をアップさせて頂いたのですが、その中にコンデジとフルサイズ機の被写界深度を同じにした写真を載せていませんでした。
そんな訳で、追加の比較写真を載せてみましたので、もし興味がありましたらこちらへ。
EOS Rを1年使って思うこと
2020/04/15(水)
本サイトを覗いて頂いている方で、思い切ってEOS Rに買い替え様と思っている方はいらっしゃらないでしょうか。
そんな方に水を差す様な記事を書いてしまいました。
キヤノンファンの方には誠に申し訳ないのですが、もし興味がありましたらこちらへ。
フルサイズ機が高画質の大いなる誤解
2020/04/13(日)
本サイトを覗いて頂いている方で、思い切ってフルサイズのカメラに買い替え様と思っている方はいらっしゃらないでしょうか。
そんな方に水を差す様な記事を書いてしまいました。
コンデジとフルサイズ機で撮り比べた写真(中央部の拡大)
もし興味がありましたらこちらへ。
オリンパスペンE-PL9/PL10で星空と人物を撮る方法
2020/04/02(木)
EOS Kiss Mに続いて、オリンパスペンE-PL9/PL10で星空と人物を撮る方法を書いてみました。
OLYMPUS PEN Lite E-PL10
もし興味がありましたらこちらへ。
2020年2Qの新着情報