設定が分かれば全てが分かる 
α7 IIIのメニュー設定ガイド






③撮影モード/ドライブ1


次は撮影モード/ドライブ1(撮影設定1の3/14)です。


ここでは以下の設定を行います。

# 設定項目 選択肢 推奨
1 シーンセレクション ポートレート/スポーツ/マクロ/風景、夕景、夜景ポートレート ポートレート
2 ドライブモード 1枚撮影/連続撮影/速度優先連続撮影/セルフタイマー/BRKC/BRKS等 1枚撮影
3 ブラケット設定 ブラケット時のセルフタイマー:切/2秒/5秒/10秒
ブラケット順序:0→ー→+/-→0→+

0→ー→+
4 メモリの呼出し 1/2/M1 ~ M4 N/A
5 メモリの登録 1/2/M1 ~ M4 N/A
6 メディア選択 スロット 1/スロット 2 スロット 1


撮影設定9
設定項目 選択肢とその説明 初期 推奨 解説
1
シーンセレクション
ポートレート

背景をぼかして、人物を際立たせ、なお且つ肌をやわらかに再現します。


①背景をよりぼかすには、被写体と背景を離し、ズームレンズを望遠側にします。
②レンズに近い方の目にピントを合わせると、自然な印象になります。

③逆光のときは、レンズフードをつけて撮りましょう。

④ストロボで目が赤くなってしまうときは、赤目軽減機能を使いましょう。

モードダイヤルを SCN( シーンセレクション)にした場合に、希望のシーンを選択します。

どのシーンを使うか分からないので、取り敢えずデフォルトのポートレートのままにしておきましょう。

もしシーン別にカメラ任せで撮りたい場合は、各シーンを選択して下さい。
スポーツ

高速なシャッタースピードで動く物が止まったように撮れます。


①シャッターボタンを押し続けると連続撮影になります。

②シャッターボタンを半押ししたままシャッターチャンスを待つのがお勧めです。
マクロ

花や料理などに近づいて撮るときに適しています。


①マクロレンズ(別売)を使えば、より近づいて撮影できます。

②1m以内で撮る場合は、ストロボモードを発光禁止にしましょう。

③近距離撮影では、手ブレ補正の効果を得にくくなりますので、補正の効果が得られないときは三脚を使用しましょう。

④ピントが合う最短距離は変わりません。
風景

風景を手前から奥までくっきりと鮮やかな色で撮ります。


①風景の広大さをより強調するには、レンズを広角側にします。
夕景

夕焼けや朝焼けなどの赤を美しく撮ります。


夜景

暗い雰囲気を損なわずに、夜景を撮ります。


①シャッタースピードが遅くなるので、三脚を使いましょう。

②明かりの少ない全体的に暗い夜景のときは、写真がうまく仕上がらないことがあります。
夜景ポートレート

ストロボを使って、夜景と人物を撮ります。


シャッタースピードが遅くなるので、三脚を使いましょう。
2
ドライブモード
(1枚撮影)

一般的な撮影方法です。
シャッターボタンを押したときのカメラの連写動作を選択します。

これも先ずは、(1枚撮影)にしておきましょう。



なお連写を選択した場合、以下の注意事項があります。

①[RAW記録方式]が[非圧縮]の場合、連続撮影の速度が遅くなります。

②[電子先幕シャッター]が[切]の場合、連続撮影が、Hi、Mid、Loにおいて連続撮影の速度が遅くなります。

③絞り値がF11より大きいときは、連続撮影が、Hi、Mid、Loにおいてフォーカスが1枚目の撮影時の位置に固定されます。

④[連続撮影: Hi+]で連続撮影中はモニター、ファインダーに映る被写体はリアルタイムのものではありません。

⑤以下のときは、連続撮影できません。

*撮影モードが[シーンセレクション]の[スポーツ ]以外

*[ピクチャーエフェクト]が[リッチトーンモノクロ]

*[DRO/オートHDR]が[オートHDR]
□]](連続撮影)

シャッターボタンを押している間、高速で連続撮影します。
連続撮影と異なり、最初の一枚目でピントと露出が固定されます。

以下の4種類のスピードを選べます。

Hi+ :
シャッターボタンを押している間、最高速で連続撮影する。

Hi、Mid、 Lo:
連続撮影中もモニターまたはファインダーに被写体をリアルタイムに映し続けるため、被写体を追従しやすくなる。

もし連続撮影中にピントと露出を合わせ続けるには、以下の設定にします。

①[フォーカスモード]を[コンティニュアスAF]にする。

②[シャッター半押しAEL]を[切]または[オート]にする。

Q(セルフタイマー)

2秒、5秒、10秒が選択可能です。

10秒セルフタイマーは記念写真用に、2秒セルフタイマーはシャッターボタンを押した際のカメラブレを和らげるのに効果的です。
Qc(セルフタイマー(連続))

以下の事前に組み合わされた時間と枚数で、連続撮影します。

①10秒後に3枚
②10秒後に5枚
③5秒後に3枚
④5秒後に5枚
⑤2秒後に3枚
⑥2秒後に5枚

BRKC(連続ブラケット)

露出を段階的にずらして、指定した枚数の画像を記録します。

以下の組み合わせから選択できます。

ずらし量 枚数
0.3EV 3枚
or
5枚
or
9枚
0.5EV
0.7EV
1.0EV
2.0EV
3.0EV

[マニュアル露出]で[ISO AUTO]のときはISO感度を変えて露出値をずらします。

[ISO AUTO]以外の設定ではシャッタースピードを変えて露出値をずらします。
BRKS(1枚ブラケット)

露出を段階的にずらして、指定した枚数の画像を1枚ずつ撮影します。
BRKWB(ホワイトバランスブラケット)

選択されているホワイトバランス・色温度/カラーフィルターの値を基準に、段階的にずらして、合計3枚の画像を記録します。

LoとHiの2種類が選択できます。
BRKDRO(DROブラケット)

Dレンジオプティマイザーの値を段階的にずらして、合計3枚の画像を記録します。

以下の2種類を選択できます。

Lo(DROLv1、Lv2、L3)
Hi(DROLv1、Lv3、Lv5)
3
ブラケット設定
ブラケット撮影時にセルフタイマー撮影を行うかどうか設定します。

もしセルフタイマー撮影を行う場合、撮影までの秒数を設定します。

OFF
2秒
5秒
10秒
OFF OFF ブラケットモード時のセルフタイマー撮影や、露出ブラケット/ホワイトバランスブラケットの撮影順序を設定します。

これもデフォルトのままで良いでしょう。
ブラケットの順番を以下から選択します。

①0→ー→+
②-→0→+
4
メモリの呼び出し
1/2/M1 ~ M4 以下の登録で、あらかじめ登録した設定を呼び出します。
5
メモリの
登録
1/2/M1 ~ M4


コントロールダイヤルの1/2/M1 ~ M4に好みのモードを登録します。
ポートレート、風景、天体写真等、好みの設定を登録します。

登録数は、I型のときは36種類だったのですが、II型になって51種類に増え、III型では97種類に増えています。

ただし操作マニュアルからは登録できるリストが無くなっています。

このため登録できる項目は、下の添付画像を参照願います。
6
メディア選択
①スロット 1
②スロット 2
M1~M4の設定の登録や呼び出しを行うメモリーカードのスロットを選びます。

これもデフォルトのままで良いでしょう。

なおメモリー内の登録ファイル(PRIVATE→SONY→SETTING→7M3N)をコピーすれば、どのメモリーカードからでも設定を呼び出せる様にできます。




メモリに登録できる設定項目は以下の図で示します。































③撮影モード/ドライブ1

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②画質/画像サイズ2

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④撮影モード/ドライブ2





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