撮影設定3 |
設定項目 |
選択肢とその説明 |
初期 |
推奨 |
解説 |
3-1
フォーカスモード |
AF-S( シングルAF)
シャッターボタンを半押ししてピントが合うと、ピントはそこで固定されます。 |
○ |
○ |
ピント合わせの方法を選びます。
基本的な考えは以下の通りです。
①動きのない被写体では、AF-S
②動いている被写体にピントを合わせるときは、AF-C
ですので、最初は無難なAF-Sを選んでおきましょう。
なお、いざというときに備えて、DMFの設定にしておくのも良いかもしれませんが、余程の達人でもなければAF以上にピント精度を上げられる人などいないと断言でします。
なおAFの効かない古いレンズを付けると必然的にマニュアルフォーカスになりますので、敢えてマニュアルフォーカスの設定にする必要はありません。 |
AF-C(コンティニュアスAF)
シャッターボタンを半押ししている間中、ピントを合わせ続けますので、動体撮影の向いています。
なおピントが合ったときの電子音は鳴ら鳴りません。
またフォーカスロックはできません。 |
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DMF(ダイレクトマニュアルフォーカ)
オートフォーカスでピントを合わせた後、手動で微調整できます。
最初からマニュアルフォーカスでピントを合わせるよりも素早くピント合わせができ、マクロ撮影などに便利です。 |
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マニュアルフォーカス
カメラのAF機能を使わず、レンズの距離リングを回してピント調整を行います。
オールドレンズや天体写真等ではマニュアルフォーカスにセットします。 |
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3-2
フォーカスエリア |
ワイド
25個(5個X5個)のフォーカスエリアのうち、どこをピント合わせに使うかを自動的に決定します。
被写体がどこにあってもAFが働くメリットがある反面、被写体以外のものにピントが合ってしまうリスクがあります。
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フォーカスエリアの大きさを選択します。
なお先に重要な事をお伝えしておきますと、顔検出機能を使ってピント合わせを行う場合、フォーカスエリアがその部分にないと、顔を検出してもそこにピントを合わせてくれません。
ですので、もし顔検出を使ってポートレートや記念撮影を行う場合、必ずワイドを選択しておく必要があります。
ちなみにこの様に重要な事は、マニュアルには一切記載されいないのですから、困ったものです。
話は戻って、フォーカスエリアの大きさを選択する目安は以下の通りです。
①動体撮影:フォーカスエリアの広いワイドもしくはゾーンを選択します。
②静止画像:フォーカスエリアの狭いゾーンもしくは中央もしくはフレキシブルスポットを選択します。
ただし前記しまし様に、顔検出を使う場合、ワイドを選択する必要があります。
③三脚撮影:フォーカスエリアが移動できるゾーンもしくはフレキシブルスポットを選択します。
④ファインダ内を移動する動体:被写体を追いかけ続けるロックオンAFがお勧めです。
ですので、ここではとりあえず万能性の高いワイドを選択しておきましょう。
なおC1ボタンを押せば、ゾーン、フレキシブルスポット、ロックオンAFの位置を移動できます。
また合焦精度を上げたいのでしたら、フォーカスエリアは小さいほど良いと言えます。
なおロックオンAFについては、一体どんな場合に有効なのか、全く以って謎です。
また本設定は、次のフォーカスセットでも全て選択できますので、慣れてきたらこのメニューを使わず、フォーカスセットを使う事をお勧めします。
注:ロックオンAFはコンティニュアスAF(AF-C)のときのみ有効です。
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ゾーン
モニター上でピントを合わせたいゾーンの位置を選びます。
ゾーンは9個(3個X3個)のフォーカスエリアに分かれており、その中でピントを合わせるエリアが自動的に決定されます。
ワイドよりフォーカスエリアが狭い分、他の場所にピントが合うリスクを減らせます。
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○ |
中央
常に中央部のフォーカスエリアでピントを合わせます。
この設定にするとフォーカスエリアの位置が中央に固定されます。
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フレキシブルスポット
モニター上の好きなところに測距枠を移動し、非常に小さな被写体や狭いエリアを狙ってピントを合わができます。
フレキシブルスポット画面で、コントロールホイールを回して、測距枠のサイズを変更できます。 |
○ |
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ロックオンAF
シャッターボタンを半押しすると、選択されたAFエリアから被写体を追尾します。
フォーカスエリア設定画面でロックオンAFにカーソルを合わせて、◀/▶で以下を選択できます。
①ロックオンAFのモード(ワイド/ゾーン/中央)
②フレキシブルスポットの場合のサイズ(S/M/L)
追尾開始エリアを②フレキシブルスポットにすると、好きなところに追尾開始エリアを移動することができます。 |
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3-3
フォーカスセット |
以下のフォーカスエリアにおいて、AFエリアの位置を変更します。
①ゾーン
②フレキシブルスポット
③ロックオンAF:ゾーン
④ロックオンAF:フレキシブルスポット
またマニュアルフォーカスのとき、前ダイヤルかコントロールホイールで拡大位置を縦方向に移動し、後ダイヤルで横方向に移動できます。
ゴミ箱ボタンを押すと中央に戻ります。
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中央 |
中央 |
前ダイヤル、後ダイヤル、コントロールホイールを使ってAFエリアの位置とサイズを変更できます。
これも取り敢えずこのまま中央にしておきます。
なおC1ボタンを押せば、本機能をダイレクトに呼び出せます。
またコントロールホイールを回す事によって、前段のフォーカスエリアを選択することも可能です。 |
3-4
AF補助光 |
オート
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○ |
○ |
暗所でピントを合わせるための補助光を発光させるかどうか選択します。
特に支障が無ければオート(自動発光)にしておきましょう。 |
切 |
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3-5
露出補正 |
-5.0EV ~ +5.0EVの間で設定
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±0.0 |
±0.0 |
カメラ上部の露出補正ダイヤルとは別に、画像全体の明るさを本メニューで±5段階の範囲で補正できます。
本機能を使うためには、露出補正ダイヤルは0に合わせなければなりません。
±3段階の露出補正ダイヤルを0以外にしたら本設定は無効になります。 |
3-6
露出値ステップ幅 |
0.5段
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○ |
シャッタースピード、絞り値、露出補正値の設定幅を設定します。
好みの問題ですが、0.5段階の方が使い易いと思います。 |
0.3段 |
○ |
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