設定メニューが分かれば全てが分かる 
α7シリーズ徹底使いこなしガイド






撮影設定1


それでは先ず、撮影設定の1番目から見ていきたいと思います。


一つの機能毎に解説と、お勧めの設定を書いておきましたので、オリジナルの操作説明書の様にあっちを見たりこっちを見たりする必要は一切ありません。

ここでは以下の設定を行います。

画像サイズ L/M/S
横縦比 3:2/16:9
画質 RAW/RAW+J/X.FINE/FINE/STD
パノラマ: 画像サイズ 標準/ワイド
パノラマ: 撮影方向 右から/左から/上から/下から
(動画の)記録方式 XAVC S/AVCHD/MP4

撮影設定1
設定項目 選択肢とその説明 初期 推奨 解説

画像サイズ
L

横縦比\機種 α7R α7、α7sII α7s
フル3:2 36M 24M 12M
フル16:9 30M 20M 10M
APS-C
3:2
15M 10M 5.1M
APS-C
16:9
13M 8.7M 4.3M

静止画のサイズ(容量)を選択します。

使い始めは、試し撮りがメインになると思いますので、一番データ量の少ないSを選択しておきましょう。


カメラに慣れて、もっと大サイズで撮りたくなったら次第に上げていきます。

なおプリントする場合の目安としては、以下の通りです。

画像サイズ プリントサイズ
24M A2
12M A3
8M A3以下
5M A4
3M A4以下
2M A5
1M はがき

またハイビジョンテレビで見るのでしたら3Mで十分です。

なお、もし4Kテレビで見るのでしたら、12Mが必要になります。

画質でRAW画像を選ぶと、RAW画像の画像サイズはL相当となります。画面に画像サイズは表示されません。
M

横縦比
\機種
α7R α7、α7sII α7s
3:2 15M 10M 5.1M
16:9 13M 8.7M 4.3M
APS-C
3:2
9.0M 6.0M 3.0M
APS-C
16:9
7.6M 5.1M 2.6M

S

横縦比
\機種
α7R α7、α7sII α7s
3:2 9M 6.0M 3.0M
16:9 7.6M 5.1M 2.6M
APS-C
3:2
3.8M 2.6M 1.3M
APS-C
16:9
3.2M 2.2M 1.1M


横縦比
3:2

35mmフィルムの縦横比です。

静止画の横縦比を選択します。


16:9は3:2の画像の上下を切り捨てた画像になりますので、常にテレビに映して見る人以外は、3:2を選択しておきましょう。
16:9

HVテレビの縦横比です。

画質
RAW

画像としてのデジタル処理していないイメージセンサーからの生データです。
専門的な用途に合わせて、パソコンで加工するときに選びます。
静止画の画質を選択します。

上位の設定ほど圧縮率が小さくなるので画像は綺麗になるのですが、それだけデータ量が大きくなります。

という訳で、取りあえずFINE(ファイン)を選んでおきましょう。


なおRAWファイルは、パソコンもしくはカメラ本体を使って現像処理が必要になりますので、よほどマメな方以外は、JPEG(下段の3種類)画質を選んでおいた方が無難です。
RAW+J(RAW+JPEG)

上記RAW画像とJPEG画像が同時に記録されます。

閲覧用にはJPEG画像、編集用にはRAW画像というように、両方の画像を記録したい場合に便利です。

JPEGの画質は[FINE]になります。
X.FINE(エクストラファイン)
FINE(ファイン)

STD(スタンダード)






パノラマ: 画像サイズ
標準
撮影方向[上][下]:3872×2160
撮影方向[左][右]:8192×1856


パノラマ画像のサイズを選択します。(コントロールダイヤルをパノラマにセットしないと選択できません)

縦長パノラマの場合、ワイドの方が4割、横長パノラマの場合5割ほど写る範囲が広くなります。

取り敢えずデフォルトの標準を選んでおきましょう。
ワイド
撮影方向[上][下]:5536×2160
撮影方向[左][右]:12416×1856

パノラマ:
撮影方向

右から左にスイングしてパノラマ撮影します。


パノラマの撮影方向を設定します。

好みの問題ですが、から右を選択しておきます。

上下に長いパノラマを撮影する場合は、上下どちらかを予め選択しておく必要があります。

(動画の)
記録方式
XAVC S

4Kの高ビットレートに対応しMP4ファイル形式を採用した記録方式です。

24p/30p/60p/120pで動画を記録します。

音声:LPCM
動画の記録方式を設定します。

動画に興味が無ければ、容量の小さいMP4で良いのですが、動画の試し撮りのために、ここではDVDに焼けるAVCHDを選択しておきます。


なお XAVC Sは、α7sでしかサポートされていません。
AVCHD

ハイビジョンテレビに適した記録方式です。

60i/24p/60pで動画を記録します。

ソフトウェアPlayMemories Homeを使ってブルーレイディスク、またはAVCHDディスク、DVD-Videoディスクを作成できます。
-
音声:Dolby Digital

MP4
WEBアップロードやメールに適した記録方式です。
音声:AAC





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