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α7 IIIのメニュー設定ガイド





動画1


いよいよ動画1(撮影設定2の1/9)です。


ここでは動画に関する以下の項目を設定します。

# 設定項目 選択肢(太字が初期値) 推奨
1 動画の露出モード プログラムオート
絞り優先
シャッタースピード優先
マニュアル露出
プログラムオート
2 S&Qの露出モード プログラムオート
絞り優先
シャッタースピード優先
マニュアル露出
プログラムオート
3 動画の記録方式 XAVC S 4K
XAVC S
ACCHD
XAVC S 4K
4 動画の記録設定 sRGB/AdobeRGB 24P 60M
5 スロー&クイック設定 120fps/30P 120fps/24p
6 プロキシー記録 入/


撮影設定8
設定項目 選択肢とその説明 初期 推奨 解説
1
動画
の露出モード
プログラムオート


撮りたい被写体や効果に合わせて、露出モードを選んで撮影します。

取り敢えず、手間の掛らないプログラムオートを選択しておきましょう。
絞り優先


シャッタースピード優先


マニュアル露出


2
スロー&クイックモーションの露出モード
プログラムオート


スロー&クイックモーション撮影時の露出モードを設定できます。

撮影時の設定や再生速度は[スロー&クイック設定]で変更できます。


取り敢えず、手間の掛らないプログラムオートを選択しておきましょう。
絞り優先


シャッタースピード優先


マニュアル露出


3
動画の
記録方式
XAVC S 4K

XAVC S規格の24p/30p動画を4K解像度で記録します。高ビットレートに対応した記録方式です。
音声:LPCM
動画の記録方式を設定します。

動画に興味が無ければ、DVDに焼ける容量の小さいAVCHDで良いのですが、動画の試し撮りのために、ここでは最高画質のXAVC S 4Kを選択しておきましょう。


XAVC S HD

XAVC S規格24p/30p/60p/120p動画を記録します。
高ビットレートに対応した記録方式です。
音声:LPCM
AVCHD

ハイビジョンテレビに適した記録方式です。

60i/24p/60pで動画を記録します。

ソフトウェアPlayMemories Homeを使ってブルーレイディスク、またはAVCHDディスク、DVD-Videoディスクを作成できます。

音声:Dolby Digital


4
動画の
記録設定
記録方式にXAVC 4Kを選択したとき
30p 100M

3840×2160(30p)の最高画質で撮影する。
記録方式にXAVC 4Kを選択したとき動画のサイズを選択します。


動画の記録方式で他を選択した場合は、この選択肢は表示されません。

記録容量が膨大になるので、練習中は24p 60Mを選択しておきしょう。(100Mは本番用です)

なお左の説明に”映画のような雰囲気で記録できます”とありますが、これはフィルム映画のコマ送りスピード(24コマ/秒)に起因しており、動画の滑らかさを重視するのでしたら、30Pや60pを選びましょう。
30p 60M

3840×2160(30p)の高画質で撮影する。
24p 100M

3840×2160(24p)の最高画質で撮影する。映画のような雰囲気で
記録できる。
24p 60M

3840×2160(24p)の高画質で撮影する。映画のような雰囲気で記
録できる。
記録方式にXAVC Sを選択したとき
60p 50M

1920×1080(60p)の高画質で撮影します。
ビットレートは約50 Mbpsです。
記録方式にXAVC Sを選択したとき動画のサイズを選択します。

撮影設定1で他を選択した場合は、この選択肢は表示されません。

もしXAVC Sを選択した場合は、取り敢えず中央の30p 50Mを選択しておきしょう。(60pは動きの早い動画用です)


60p 25M

1920×1080(60p)の高画質で撮影します。
ビットレートは約25 Mbpsです。
30p 50M

1920×1080(30p)の高画質で撮影します。
ビットレートは約50 Mbpsです。
30p 16M

1920×1080(30p)の高画質で撮影します。
ビットレートは約16 Mbpsです。
24p 50M

1920×1080(24p)の高画質で撮影します。
映画のような雰囲気で記録できます。
ビットレートは約50 Mbpsです。
120p 100M

1280×1080(120p)のハイスピード記録を行う。120 fpsの動画と音声が記録できます。
対応する編集機器を使って、より滑らかなスローモーション映像を作ることができます。
ビットレートは約100Mbpsです。
120p 60M

1280×1080(120p)のハイスピード記録を行う。120 fpsの動画と音声が記録できます。
対応する編集機器を使って、より滑らかなスローモーション映像を作ることができます。
ビットレートは約60Mbpsです。
記録方式にAVCHDを選択したとき
60i 24M(FX)

1920×1080(60i)の高画質で撮影します。
ビットレート:約24 Mbps(最大)
記録方式にAVCHDを選択したとき動画のサイズを選択します。

という訳で、ここではビットレートの少ないデフォルトの60i 17M(FH)を選択しておきます。


なお60i 17M(FH)で1時間録画する場合、8GBのメモリー容量が必要です。

また1個のバッテリーで約1時間以上の連続録画が可能です。
60i 17M(FH)

1920×1080(60i)の標準画質で撮影します。
ビットレート:約17 Mbps(平均)
5
スロー&クイック設定

フレームレート 記録設定
24p 30p 60p
120fps 5倍スロー 4倍スロー -
60fps 2.5倍スロー 2倍スロー 通常の再生速度
30fps 1.25倍スロー 通常の再生速度 2倍クイック
15fps 1.6倍クイック 2倍クイック 4倍クイック
8fps 3倍クイック 3.75倍クイック 7.5倍クイック
4fps 6倍クイック 7.5倍クイック 15倍クイック
2fps 12倍クイック 15倍クイック 30倍クイック
1fps 24倍クイック 30倍クイック 60倍クイック
30p
120fps
24p
120fps
肉眼では捉えられない一瞬を記録したり(スローモーション撮影)、長時間の現象を短い時間に短縮して記録したり(クイックモーション撮影)します。

動きの激しいスポーツシーンや鳥が飛び立つ瞬間、花のつぼみの開花の様子、雲や星空が変化する様子などを記録できます。 音声は記録されません。

折角ですので5倍スローの120fpsの24pに設定しておきますが、残念ながら5倍スローでも扇風機の羽根はゆっくり回って見えません。
プロキシー記録

プロキシー動画を同時に記録する。
XAVC S動画を記録するとき、低ビットレートのプロキシー動画を同時に記録するかどうかを設定します。

プロキシー動画はファイルサイズが小さいため、スマートフォンへの転送やWebサイトへのアップロードに適しています。

なおプロキシー動画は、XAVC S HDフォーマット(1280×720)9Mbpsで記録されます。プロキシー動画のフレームレートはオリジナル動画と同じになります。

また再生画面(1枚再生画面または一覧表示画面)には、プロキシー動画は表示されません。

プロキシー動画が同時に記録された動画には、が”Px”の文字が表示されます。

注意
①プロキシー動画は本機では再生できません。

②下記の場合はプロキシー記録はできません。

*[記録方式]が[AVCHD]のとき
*[記録方式]が[XAVC S HD]で、[記録設定]が[120p]のとき

③プロキシー動画がある動画を削除/プロテクトすると、オリジナル動画とプロキシー動画の両方が削除/プロテクトされます。

オリジナル動画だけ、またはプロキシー動画だけを削除/プロテクトすることはできません。

④本機では動画の編集はできません。

これもデフォルトのまま、切るにしておきましょう。




プロキシー動画を同時に記録しない。


次は動画2です。


①動画1

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⑭顔検出/撮影補助

次へ

②動画2





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